うしろ向きで歩こう 1

2002.4.27

むかし自分が好きだったものをその思い出といっしょに、おえかき掲示板に描きました。
そのまとめです。コメントは若干手を加えたものもあります。
初めは、年代順に並べようかとも思っていましたが、そんな器用なまねはできなかったのであった。

 ちっちゃいころ大好きだったアニメ「スーパージェッター」のメカ「流星号」。
そもそもはタイムマシンだが、空を飛び、車のように地上を走り、呼べばすぐ来るうれしいやつ。
新聞のチラシの裏に一日中流星号を描いてたっけ。
うまく描けなくて何度も描いてたんだけど、ムキになる性格は今も変わらない。
三つ子の魂百までもとはよく言ったもんだ。
まだ39だけど(2001年4月現在)。

 ちょっとあやしいけど「宇宙少年ソラン」。
ガシャポンのカプセルみたいのに乗って飛び回ってた。
後ろのヘンテコ生物は宇宙リスのチャッピー。透明になれるのだ!
白黒テレビで見ていた。

 あまりにも似ていない「風のフジ丸」。
忍者です。ほら、手裏剣持ってるでしょ?木の葉がくれ中だし。
フジサワ薬品がスポンサーだったから「フジ丸」なんだそうです。
丸美屋だったら「マル丸」、松下電気だったら「ナショ丸」。

 ビューンと飛んでく「鉄人28号」。
ずんどー、がにまたが素敵な、横山ロボだが、この絵は、ちょっとずんどー度が足りなかったかな。
ある時は悪魔の手先。さぁ、この絵はどっち?

 腕時計に向かってしゃべれば何でも言うことをきいてくれる便利なやつ「ジャイアントロボ」。
子供の頃、駄菓子屋で、部品八個くらいの簡単プラモを売っていて、私も持っていたが、ある日、そこのおばさんがそのロボを組み立てていた。
「なぜ作ってるの?」と訊くと、
「小さい子は作れないから、おばさんが作っといてやるんだよ」との答え。
なんて良心的なおばさんだ、と見ていたら、おばさん、プラモをセロテープではっつけてたよ。
オレは自分で作れる年でよかった、と思いながらそっと店をあとにしたのさ。

『ライバルロボおおあばれ!!』

 まちに、GR2とブラックオックスがあらわれておおあばれしているぞ!
いったいだけでもわるいやつなのに、にたいどうじにあらわれたから、もう、てがつけられない。
ぼくらのまちが、ひのうみだ。
はやくきてくれジャイアントロボ!
ビューンととんでこい、てつじん28ごう!
   (つづかない)

 「宇宙家族ロビンソン」のロボット、フライデー。
子供の頃はハラハラドキドキで見ていたが、オトナになってから見たら、どちらかといえばお笑い番組だった。
後ろのおっさんはドクタースミス(一応)。
昔は「このおやじさえいなければ」と思っていたが、このおっさんがいなかったら事件が起こらないのだ。

 「宇宙猿人ゴリ」、「宇宙猿人ゴリ対スペクトルマン」、「スペクトルマン」と、下積みから主役へと、着実に成り上がった出世型ヒーロー。
変身する時は空に向かってお願いする。隣で見てたらちょっと引くかも。
ネズミ型の怪獣が怖かったのを覚えている(頭が二つあるのだ)。
後にTV「探偵物語」で松田優作と共演した。その時は体型が崩れていて、「ヒーローも年をとるんだ」と気付いたのは高校二年の秋だった。

 不幸な子供たちのために戦い続ける孤独の戦士タイガーマスク。
彼の夢は、ファイトマネーを貯金して、富士山のふもとに、みなしごたちのための大遊園地を作ることなのだ!
実現すれば富士急ハイランドとはライバルになるが、その時は「フジヤマといえば、フジヤマ・タイガーブリーカー!」と反撃するのだ。
がんばれタイガー!負けるなタイガー!交通事故には気をつけろ!
そりゃそうと、富士急ハイランドの駐車場の目玉が動くオブジェはまだあるのだろうか?

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