うしろ向きで歩こう 2

2002.6.23

むかし自分が好きだったものをその思い出といっしょに、おえかき掲示板に描きました。
その第2段です。コメントは若干手を加えたものもあります。
ますます調子に乗ってます。
読者置きざりにならないかと気にしてましたが、そうでもなさそうで安心中。

 マジンガーZを初めて見た時の印象は、とにかく「強い」の一言。
光子力ビーム、ブレストファイヤー。強い!
ロケットパンチ、ルストハリケーン。強い!強すぎる!
その強さの源は光子力エネルギーと超合金z。
マジィ〜ンゴォ〜!
今も聞こえる兜甲児の雄叫び。
声の出演はジャッキー・チェン。
パイルダァ〜オォ〜ン!!
信じるな〜。


 数々の機械獣を倒し、ドクターヘルの野望を打ち砕いてきたマジンガーZであったが、突如現れた暗黒大将軍ひきいる戦闘獣軍団には大苦戦であった。
すべての武器が通用せず、超合金Zをも砕く戦闘獣!
しかもやつらは、意思を持っていて、しゃべることができるのだ!
あの図体では、さぞ声も大きかろう。
近所の人はうるさかろう。
母さんほしかろ、恋しかろう(それはみなしごハッチ)。
そういえば、初めて「マジンガーZ対暗黒大将軍」というタイトルを見た時、私は「あんこくたいしょうぐん」だと思ったよ。
マジンガーと「あんこくたいしょう」の「ぐん」が戦う話だと。
そしてマジンガーZがボスボロットよりボロになってしまった、その時!(話について来てね)
稲妻とともにやつが現れたのだ!
あっ!あれはっ!!
   つづく


 やつの名はグレートマジンガー!!
戦闘獣どもを、ぶった斬り、焼き払い、ビリビリさせる!強い強い!
しかし、涙は流さないのだ。ロボットだから!マシンだからっ!
だけど、燃える友情はわかるのだ!なんでだ!?
オレはグレート、グレートマジンガー!偉大なマジンガーなのだ!
ここまでハッキリ言われたら、普通のマジンガーは立場が無い。
こうして、マジンガーZは引退し、役目を終えた兜甲児はどこかへ旅立ってしまったのであった。
  おしまい

 私の出身地、静岡県では夏休みのたびに再放送していた『海のトリトン』。
オープニングの歌がかっこよくて、大好きだった。
しかし、エンディングの歌も捨てがたいのだ。
♪ノコギリザ〜メはギ〜コギコ〜
クラゲが通信係で「トリトンミツケタ」って、ポセイドンにチクってたな。
トリトンはリメイクされないのかなぁ。

 もしも誰かに「TVアニメ史上最高傑作は何か?」と問われたら、三ヶ月ほど考えたあげく、結論が出せなそうな私だが、必ず候補に入るのが「ガンバの冒険」。
放送当時中学生だったが、男子も女子もみんな見ていた。
このアニメから、色々なことを教わったように思う。
ノロイの爪はホントに痛そうだった

「夢も希望もきのうに捨てて、闘うだけに生きてゆく」のフレーズに泣かされた『新造人間キャシャーン』。
おマタがひゅぅ〜ん、てなるほど強くてカッコよかった。
いつかはあんな男になりたいと思っていたら、こんな男になってしまった。


「アニメ史上一番かっこいいキャラクターは誰?」なんて誰も訊いてくれないけど、もしきかれたら、この人を答えておけばだいたい間違いがないと思っている、『宝島』のジョン・シルバー。
資料無しの記憶描きだけど、だいたいこんなイメージだった。
 メインの冒険の話も素晴らしく面白くてカッコよかったけど、最終回、年をとったシルバーが、飼っているオウムのフリントに、「俺たちはまだ飛べるんだ」と話しかけてニヤリと笑うラストシーンはホントにしびれた。
高校生の時だったが、一緒に見ていた母が、「ほおら、ちゃんと家庭を持たないから、こんな寂しいことになっちゃうんだよ。あんたも気をつけなよ」と言ったのをクッキリ覚えている。
この親とは長く暮らせないな、と思った。
まぁ、ちゃんと家庭は持ったけどさ。

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