2009.3.8








目覚めるとそこは


びょおびょおと風が渡る草原であった







「なぁ、猿のアニキ…」

「あん?」

「ここはいいなぁ…」


「ああ、……
……いいなぁ」









「なぁ、





アニキ…」
「あん?」

「ここはホントにいいなぁ…」


「ああ、

…ホントにいいよなぁ…

「なぁ、豚よ、…」

「んん?」
「お師匠様、
      またあそこかなぁ?」
「そうじゃあねぇかぁ…」


「なぁ…、豚よ…」

「なんだい猿のアニキ」


「行ってみるか、お師匠様のとこ」



「ああ、



行ってみようか」
…お師匠様のところ」
次回こそ最終回 
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